【全起こし】大東「シルバー仮面は視界もないし、音も聞こえなくてめちゃくちゃ恐かった」、渡部「日本映画では見られないグラフィックへのこだわり」映画『BRAVE STORM ブレイブストーム』公開記念舞台挨拶 全文掲載!

MC:2割は大きいですね。続いて松崎さん。

松崎:僕は小学校の話なんですけど、3年生か4年生のときに、それまでサンタさんからのプレゼントがずっとお菓子だったんですけど、もうお菓子はやめてくれと、スーファミが欲しかったんですよ。サンタさんに手紙書いたんですよ「お菓子はやめてくれ」と。スーファミ来てほしいなあと思って、次の日目が覚めたら、羽毛布団だったんですよ(笑)。枕の後ろに羽毛布団があったんですよ。否定しておけばよかったなあと。「羽毛布団はやめてくれ」と。

大東:羽毛布団来るとはまさか思ってないですもんね。

渡部:「スーファミ欲しい」って書けばよかったのに(笑)

松崎:それもありでしたね(笑)

MC:続いて吉沢さん。

吉沢:僕は今回松崎さんと共演して、(松崎さんは)海外で活躍されていて、そういう部分で憧れるところがあるので、学生時代にもっと英語勉強しておけばよかったなあと思いますね。

MC:そう思ってる方は多いかもしれませんね。

吉沢:歳をとってから、より思うようになりましたね。

松崎:英語お上手なんですよ。

吉沢:いやいやいや、やめてください(笑)

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MC:春日さんいかがでしょう。

春日:言いたいこと全部言われちゃったんで(笑)。非常にけがの多い人生だったんで、そういうところを治したいっていうのもあるんですけど。ヒーローものが好きで、小学生のとき屋根の上から飛び降りて両手を骨折したり…。あの当時、「宇宙刑事ギャバン」かなんかでしたかね。樋に引っかかって頭から落ちたり。定規を振り回して右目をつぶしたり(笑)。そういうのは治したいですね。ただ、この映画で言えば、私が今回初めてということで、岡部監督があまりセリフも場面もくれなかったので戻って…

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岡部監督:いや、そんなことないですよ(笑)

MC:続きまして、ご自身の役でここを観てほしいというポイントをお願いします。大東さんいかがでしょう。

大東:僕はこういう本格的なヒーローものが初めてですし、がっつりアクションしったっていうのも、初めてではないけど、こういうヒーローもの特撮ものに30を超えてから参加させてもらうと決まったときに、自分の中で決めていたことがいくつかあって、さっき言ってた過去に戻るとか、すごい人間離れした力を得たらどうするかというのを、なんとなく台本に書いてあるから、なんとなくヒーローだからとか流さずに、自分に置き換えて考えてみようと思って、そこは自分でこだわったところで、痛みを伴うヒーローにしたかったんですよね。例えば観ていただいたらわかるんですけど、僕たちは2人とも正義なんですけど、正義ってなんぞやってことも考えて、敵に向かって行くけども、僕たちの正義の価値観は違っていてもいいんじゃないかというところは、けっこうこだわったりしました。アクションも痛みを伴うアクションにして、スーツを作ってくださったスタッフとは、何度も何度も6回くらい(衣装を)合わせましたよね?スーツにある傷っていうのも、彼がどうやって戦ってきたかという歴史なので、そういうところにもこだわっていっしょに考えさえてもらいました。

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MC:渡部さんはいかがでしょう。

渡部:(いまの話と)近い話になっちゃうんですけど、2人の関係性と、今回の映画って、特撮だけじゃなくて2人の成長物語でもあると思うんですよね。一見完璧な春日とダメダメな紅というキャラクターがどういうふうに交わって、キャラとして成長していくのかというところを踏まえて観ていただきたいというのと、あと今回、造形美もそうですし、音響とかライティングとか、日本の映画ではなかなか見られないようなグラフィックにこだわっているので、そこは終始楽しんでいただけるんじゃないかなと。あとは個人的には、今回ボクサーの役をやらせていただいて、少し前から準備させていただいたんですけど、闘技場で戦っている姿とか、けっこう2人で対峙することが多いので、2人の喧嘩のシーンとか、そこは見どころですよね。なので、そこをぜひ観ていただきたいです。