MC:今日はみなさん、Tシャツでもご登壇となりましたが、映画について伺っていきたいと思います。まず、山田さん。今回ご自身も好きなバットマンの役で『鷹の爪』に初参加ということでしたけれども、収録が畳一畳分ほどのスペースで監督と2人でこもって声を録られたそうですが、監督からはバットマンを演じるにあたってどのような演出があったんですか?
山田:基本的に声のことのみですけども。一畳って、もうここがドアで、背中にマイクがあって、(周りは)もう壁ですよ。
MC:一畳ないですね!
山田:もう動けないですよ。どんどんどんどん声を録りたがるんですけど、しばらくすると、「ごめんなさい!ちょっと暑い!」って。
MC:エアコンなしですか?
山田:はい。ないです。
安田:え?知英さん、そんなに狭い所でした?
知英:はい。私もそこで。2回やったんですけど、1回目は広い所でやって、2回目は狭い所で。
安田:僕はすっごい快適な場所でやらせていただいて。
FROGMAN:何でヤスケンさん、それ言っちゃうんですか?
安田:さっき聞いちゃったんで。僕、全然普通のブースでしたよ。(会場爆笑)
山田:僕に与えられたスペース、60センチくらいでしたよ。
安田:何で?!
FROGMAN:その話はいいので次に行きましょう。
MC:すごい触れてほしくなさそうな監督ですが、かなりストイックな環境で録られたようで。ちょっと心配になってきましたけども。バットマンの声は大分低く出されてましたけど、あれは機械で変えるとかではなくてご自身の声ですか?
山田:そうするんだろうと思ってたんですよ。ある程度低く落としていけばいいのかなと思ってたんですけど、もっと本家の感じでやってほしいと言われて。「機械とかあるんじゃないんですか?」って聞いたら、「いや、もうご自身で」って。予算の問題ですか、やっぱ。
FROGMAN:いや、僕知らなかったんですよ、機械でできるんだと思って。
山田:いや、できるじゃないですか、そんなの(笑)。
FROGMAN:そうなんですよ。だから、後で音響監督に「あれ、これ加工しないでいいんですか?」って言われて、「え、加工できるんですか?」って聞いたら、「できますよ」って言われて。「あぁ!!」と思って。
MC:「あぁ!!」って(笑)。今日はちょっと亀裂が走ってる感じがありますけども(笑)。
ちなみに、山田さんは昨日お誕生日ということで、おめでとうございます。(会場拍手)今日がお誕生日迎えての初仕事ですよね?
山田:そりゃそうですよね(笑)。