【全起こし】松本潤、涙の有村架純にハンカチ渡せず「この流れは読んでなかった…!」 映画『ナラタージュ』大ヒット舞台挨拶レポート全文掲載!

行定:この二人が本当にやらなかったら、さっき僕が松本君の(手紙の)中で書いたんですけど、映画が救われる瞬間がキャストによってあるもんなんですよ。この二人に出会うために、このキャストに出会うために10何年間『ナラタージュ』は成立しなかったんだなと、それを待ってたんだろうと感じています。結構『ナラタージュ』って皆んなに言われるんですけど「賭けだね」と、理解されない賛否両論があるかもしれない。これ小さい予算で、小さい公開で映画を作ることは可能だったんですよね。ただ僕はこの形でたくさんの人に、これを観て欲しいというような思いがあったので、それを叶えてくれたのはこの二人なんで、本当に感謝しています。ありがとうございます。

松本:こちらこそありがとうございます。

奥浜:この後マスコミ向けのフォトセッションに移らさせていただきます。本日はみなさまに大入り袋を渡せていただきました。大入り袋の中もうご覧になった方はわかると思うんですがノートが入ってるんですね。そのノートは実は行定組の台本のサイズと同じ想定で作られたノートなんですね。なので皆さん役者の方がご覧になっていた台本と同じものです。中がノートになっているというものをお渡しさせていただきましたので今回フォトセッションの際ですね、この大入り袋を皆さん出していただいて、ぜひもっとたくさんの方に届いてほしいなと皆さんにもお手伝いいただければと思います。ノートの方は中に入れていただいた状態でいいと思いますのでお任せいたします。

(フォトセッション終了後)

奥浜:最後に松本さんにご挨拶を頂戴したいと思います。松本さんお願いします。

松本:本当にこの『ナラタージュ』、たくさんの人に愛していただいてすごく嬉しく思います。ありがとうございます。感無量です。まだまだ公開していますので、まだ観ていない方にぜひ有村さんの雄姿を、そしてこの映画でご自身の恋愛体験を重ね合わせて色々なことを感じていただける濃密な時間になると思うので、たくさんの方に観ていただけたらと思います。今日は本当にどうもありがとうございました。

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『ナラタージュ』
2017年10月7日(土)全国ロードショー
監督:行定勲 原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊) 
出演:松本潤 有村架純 坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 神岡実希 駒木根隆介 金子大地 市川実日子 瀬戸康史
配給:東宝=アスミック・エース

STORY 大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。2人の想いが重なりかけた時、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる。

(C)2017「ナラタージュ」製作委員会