【全起こし】松本潤、忘れられない人は「中村勘三郎さん、蜷川幸雄さん」 映画『ナラタージュ』初日舞台挨拶 全文掲載!

2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた、島本理生原作の恋愛小説「ナラタージュ」を嵐・松本潤主演、ヒロインに有村架純、『世界の中心で、愛をさけぶ』などを手掛けた、映画の名手・行定勲監督がメガホンを取り映画化、10月7日(土)に全国公開された。同日、初日舞台挨拶が行われ、松本潤、有村架純、坂口健太郎、大西礼芳、古舘佑太郎、行定勲監督ら豪華ゲストが集結。今回は、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

IMG_8922

奥浜レイラ(MC):高校教師と生徒として出会った2人が、時を経て再会。決して許されることはない、けれど一生に一度しか巡り合えない究極の恋に落ちる。2006年版「この恋愛小説がすごい」の第1位に輝いた作家・島本理生による恋愛小説「ナラタージュ」を『世界の中心で愛をさけぶ』の行定勲監督が10年間に渡り企画を温め待望の映画化。忘れられない恋をしたすべての人に捧げる衝撃の純愛映画が本日初日を迎えました。皆さん先ほど見終わった後、拍手が聞こえましたが改めて映画いかがだったでしょうか?(会場拍手)ありがとうございます。この後、ゲストの皆さんが登壇されますので、今の気持ちを拍手と歓声という形で伝えてあげてください。皆さんお待ちかねと思いますのでさっそくお呼びいたしましょう。心の準備は大丈夫ですか? 髪型がね、髪ちょっと直していただいてね。(会場笑い)ではさっそくお呼びしたいと思います。拍手でお迎えください。『ナラタージュ』主演の松本潤さん、有村架純さん、坂口健太郎さん、大西礼芳さん、古舘佑太郎さん、行定勲監督です。改めまして『ナラタージュ』キャストの皆さん、行定勲監督です。皆様からご挨拶を頂戴したいと思います。今日はここTOHOシネマズ六本木ヒルズより全国129館スクリーンで中継を行っております。こちらのカメラと後ろにもカメラございますので、全国の皆様に向けてもご挨拶お願いします。

松本:たくさんの方が観てくださってる。

奥浜:朝一番からご覧いただいております。ではまず、主演の葉山貴司を演じられました松本潤さんお願いします。

松本:朝一の初回の公開を観ていただきまして、すごく嬉しいです。朝早くからありがとうございます。10月7日にようやく公開されました。僕らが去年作って今年まで監督が仕上げた作品ですけど、皆さんに触れていただけるタイミングとなりました。嬉しいです。この映画がたくさんの人に届いたら嬉しいなと思っています。今日は本当にありがとうございました。

奥浜:続きまして葉山を一途に愛する工藤泉を演じられました有村架純さんお願いします。

有村:皆さんこんにちは。工藤泉を演じました有村架純です。撮影が終わってからも取材等々で泉の気持ちに寄り添いながら思い返していたんですけど、当時の話をするとやっぱり思い出してしまって「ああ…」って、なんか苦しかったなとか、つらかったと思うんですけど、今こうして公開日で泉と一緒に前に一歩進める気がしています。少しの時間ですが最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。

IMG_8646

奥浜:続きまして泉を愛しながら嫉妬に苦しむ小野怜二役を演じられました坂口健太郎さんお願いします。

坂口:おはようございます。小野怜二役をやらせていただきました坂口健太郎です。上映後の初めての舞台挨拶ってことで、どういう風に皆さんに受け入れてもらえたのかなって不安なところもあったんですけど、すごく温かい雰囲気でこの映画をよく観ていただけたんだなと思いました。短い時間ですがよろしくお願いします。

IMG_8692

奥浜:続いて泉の親友、山田志緒を演じられました大西礼芳さんお願いします。

大西:皆さん、こんにちは山田志緒役の大西礼芳です。秘密の恋ほど激しく悶絶するものはないんじゃないかなと思っています。撮影中にずっと有村さんも悶絶というか苦しんでいて、その姿を見ていて私も引っ張られました。本当にお疲れ様でした。今日、初日を迎えて皆さんに観ていただいて本当に嬉しいです。悶絶がこの会場に染み渡ったんじゃないかなと思います。どうもありがとうございます。

IMG_8719

松本:悶絶、推すね(笑)。

奥浜:本当、皆さん泉の気持ちで悶絶していたと思います。続いて泉の同級生で志緒の恋人、黒川博文役を演じられました古舘佑太郎さんお願いします。

古舘:こんにちは。黒川役の古舘佑太郎です。今日ここで皆さんと一緒に迎えられたことを光栄に思います。ありがとうございます。

IMG_8752

奥浜:最後に行定勲監督お願いします。

行定:ありがとうございます。あの悶絶ね(笑)。僕がこの企画をいただいたのは12年前で、とにかくこの原作を映画化したいと思ってですね、僕の手に渡ってきたのは10年前なんですね。10年間本当に悶絶していたんですよ。なかなか映画が作れない。なぜかって言うとキャストですね、本当にこのキャストに出会うまで10年かかったんですよ。10年前はまだ架純ちゃんはデビューしてないんですよね。もちろん坂口君もいない。まあ、生れてはいるけどデビューしていないっていうね。松本君はいたんだけどまだ若かったっていうね。そういうことでいうとこのキャストに恵まれる為に10年間作れなかったんだなと、やっぱり映画は作られるべき時に作られるんだなと学びました。本当にここにいる大西においても古舘においてもどっからどこまで、隅から隅までキャストに恵まれて、ある意味曖昧なんですけどね、この愛の話は。だけどここに伝わる恋愛劇が豊かになったと思います。本当にお疲れ様でした。ここにいる皆さんがいたからできたので、はい。それが観客の皆さんに伝わったらいいなと思います。本当にありがとうございます。

IMG_8779