【全起こし】田野優花、バブル時代に行けたら「ボディコンを着たい。扇子も持ちたい」映画『リンキング・ラブ』完成披露舞台挨拶 全文掲載!

MC:そんな監督の熱い思いを受けてですね、作られた映画をこれから皆さんにご覧いただくわけなんですけど、舞台が1991年。その時代にAKB48の楽曲が演奏されてというか、歌われて、踊られるわけなんですけど、こちらダンスシーンが圧巻でして、そちらを演じられた女優さんが二人いらっしゃいますのでお聞きしたいんですけど、田野さんはグループ所属っていうことでおなじみだったと思いますけど、みなさんのダンスシーンとかご覧になっていかがでしたか?

田野:途中からレッスンに参加したんですけど、完成度が想像よりすごくて、現役よりすごいんじゃないかってくらい、振りが固まってるし、しかも女優さんばかりだから表現力がそこにプラスされていて、普通に感動しちゃいました。私も頑張らなきゃなと思いました。

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MC:田野さんを脅かすくらい完成度が高かった。そのダンス、石橋さんはいかがでしたか?

石橋:ものすごく難しかったですね。やったことがなかったので、歌を覚えるだけで精いっぱいなのにダンスもしながら歌って、あとテレビで何気なくアイドルの方たちが歌番組とかで普通にできている感じがするんですけど、フォーメーションが一番難しかったですね。後ろを見ないで移動したりとか、この歌詞のところまでにここに行っていなきゃいけないっていうのに間に合わなかったりとか。人とぶつかっちゃったりとか。そういうのがすごい難しかったです。

MC:そうなんですか、すごいスムーズにそのフォーメーションもクリアされていましたのでね、すごいですね。そんな石橋さんから見て田野さんはいかがでしたか?

石橋:もうカッコよすぎましたね。ダンスがキレキレで、途中で田野ちゃんは参加されるということだったので、それまでにしっかりダンスを仕上げなきゃなっていうのがあって、でも田野ちゃんが入ってからすごい締まったので、さすがだなと思いましたね。

MC:皆さん、こんな風にバブルを色々な角度から体感されたわけですけど、皆さんがもしバブルの時代に行けるとしたらどんなこと体験したいですか? 田野さんは、なにかございますか?

田野:私はボディコンを着たいです(笑)。多分、私の顔の濃さ的に似合わないことはないんじゃないかなって思うんですよね。着てみたい。普通に興味があります。

MC:似合うと思います。扇子も持ちたいですか?

田野:持ちたいです。

MC:じゃあぜひAKBのライブでも(笑)。

田野:なんかコスプレする機会があったらボディコンにしようかなって(笑)。

MC:じゃんけん大会とかね。

田野:考えておきます(笑)。

MC:楽しみですね。観たいなと。さあ、あっという間にお時間来てしまいましたけど、皆さんから最後にひとことずつ、今日一般のお客さんが初めてご覧になる、第一回目ですから。皆さんに向けて、これから観ようと思われている方に向けてメッセージをお願いします。

田野:今回バブル時代ということで、自分の両親が生きてきた時代も描かれているので、そこに注目していただいたりとか、あとは子供、小さいお子さんもいますけど、自分の親ってこういう時代を生きてきたんだなって、改めて知る機会だと思うので、私もそう思ったので、何か感じ取ってもらえれば。あとセリフの中にメッセージ性が込められているので、そういうところに注目していただけたらいいなと思います。みなさん思う存分に笑ってください。よろしくお願いいたします。

MC:石橋さんお願いします。

石橋:私は実際この時代を生きてきたわけじゃないのでわからないですけど、映像化したものを観た時にすごく新鮮で、こういう時代があったんだなって素直に驚き、台本を読んだ時もそうなんですけど、あとはやっぱりお母さんの世代もそうなんですけど、この時代を経験された方は懐かしいなって思ってしまうような時代感のある作品になっていますし、笑えるところもたくさんあるので素直に楽しさを体感していただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

MC:続いて白洲さん、お願いします。

白洲:もう純粋に笑ってもらえる作品になっていますし、バブルを経験した方も懐かしんでほしいですし、あとはやれゆとりとか、悟りとか、僕もそうですけど、言われる若い世代の方にもバブルとはどんなものなのかとちょっとでも体感していただければと思います。よろしくお願いいたします。

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MC:加藤さんお願いします。

加藤:アイドルが大きなテーマになっていると思うんですけど、アイドル戦国時代といわれる時代があるじゃないですか。その中でアイドル氷河期っていうものがあったんだっていうことをこの作品で知ったんですよね。石橋杏奈ちゃんが頑張って練習した歌とダンスシーンが、本当にミュージックビデオくらいにクオリティーの高いものになっているので、そこら辺を見ていただけたらいいなと思います。ぜひ楽しんで帰ってください。

MC:Thinking Dogsさんお願いします。

Thinking Dogs:今回このような素敵な映画の主題歌を務めさせていただくことは光栄に思います。今日はエンドロールまで楽しんでいただけたらと思います。本当に今日はありがとうございます。

MC:最後に監督、お願いします。

金子:今、加藤君が言ってくれたんですけど、アイドル冬の時代にタイムスリップしちゃうっていうところから物語が始まるんですけど、自分で作りながら「アイドルは可愛さを獲得していくっていうところがあるんだな」っていうのを作りながらわかっていきました。そしてみんなそれぞれの子たちは未来を切り開く力があるんだと。またガールズパワーが未来を切り開く力があるなと、そう実感しました。みんな、一生懸命演じてくれた俳優さんたちのおかげだと思いますし、支えてくれたスタッフのおかげだと思います。そういったところに感謝して、その現場の楽しさが皆さんに伝わればいいなと思っております。ぜひよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

MC:以上を持ちまして完成披露舞台挨拶を終了させていただきます。ありがとうございました。

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▲イベントの最後には、本作品の主題歌を歌う人気ロックバンドThinking Dogsが主題歌の「Oneway Generation」を生披露した。
▲イベントの最後には、本作品の主題歌を歌う人気ロックバンドThinking Dogsが主題歌の「Oneway Generation」を生披露した。

『リンキング・ラブ』
10月28日(土)丸の内TOEI2ほか全国ロードショ-
監督:金子修介
出演:田野優花 石橋杏奈 白洲迅 中尾明慶 落合モトキ 加藤諒 木下隆行 大倉孝二 渡辺徹
配給:BS-TBS 

STORY 2017年。両親と同じ青山星陵学院大学に通う真塩美唯(田野優花)は、アイドルになる夢が叶わず、鞍替えして始めたラップもフリースタイルバトル決勝戦で負けてしまう。家に帰ると会社が傾いてダメにした父親・健一郎(渡辺徹)に愛想を尽かし、母親の由美子(石橋杏奈)は家を出るところだった。家庭崩壊の大ピンチに途方にくれた美唯の前に現れたのは、魔法のランプから飛び出してきた守護神(西村まさ彦)と名乗る怪しい男。美唯の”3つの願い事”を叶えてくれるというが、早合点した守護神は、突如、美唯をバブル末期の1991年へとタイムスリップさせてしまう!そこは若き日の両親が通うキャンパスだった!!若き姿の由美子(石橋杏奈)と健一郎(白洲迅)は、交際しているものの心がすれ違いぎみ。このままでは美唯は生まれない!?アイドル好きの健一郎を振り向かせるために、美唯は自分が大好きなAKB48の楽曲を持ち込んで、由美子やその友人たちとアイドルグループ・ASG16を結成する。厳しいレッスンと数々の試練を乗り越え、美唯は未来を変えることができるのか!?

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