【全起こし】山田孝之お気に入りのセリフは「中国持って来い!」 映画『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』完成報告会見 全文掲載!

奥浜:そして主題歌を担当されておりますGLIM SPANKYのお二人もお越しいただいておりますけど、本当に疾走感のあるかっこいい作品になってますけど、監督からはどのようなオーダーが来たんでしょうか?

松尾(GLIM SPANKY):大きく言うと“お金”と“人の愛”というか、本当は人は何を求めるのか、お金なのか何なのかっていうところを訴えかける、そして考えさせられる楽曲にしてほしいっていう。あとは疾走感があってヒーローたちが飛んでいくような、そんな絵を思い浮かべられる曲にしてほしいっていうことで作り始めました。

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奥浜:『鷹の爪』とは以前アニメーションでもコラボしてますが、今回はハリウッドのDCのコラボということで、何か心掛けたことはあったんでしょうか?

亀本(GLIM SPANKY):そうですね、アメリカンコミックっていうことで、僕らがやってるロックミュージックとも相性が良くてすごく作りやすかったですし、本当に素直に『鷹の爪』が大好きだったので、本当に愛情だけで、楽しいぜって感じでやれましたし、画にハマった時も時もすごく良かったので一安心したって感じです。

奥浜:今までいろいろなアニメとのタイアップされていると思うんですが、『鷹の爪』ならではのことありましたか?

松尾(GLIM SPANKY):『鷹の爪』にも2曲ほどアニメで楽曲を提供させていただいてるんですけど、FROGMANさんとは飲んだりとか、FROGMANさんの家に行ったり、すごい深い仲でいさせていただいてるんですけど、FROGMANさんはこういうテーマを伝えたいんだっていうテーマっていうものをすごく感じ取れたので、あんまり心配なく私たちが本気で伝えたいテーマはきっとFROGMANさんと通じるはずだと思って、とても気持ちよく曲を書かせていただきました。

奥浜:そしてKenKenさんですけど、今回声優にも初挑戦されていますが、いかがでしたか?この収録は?

KenKen:一畳の部屋に私も行きまして、まあ二行しかなかったんですけど僕のセリフ、もう夢の、最初の作品からファンだったのでフラッシュアニメになってる自分を見た時にだいぶ感動しましたね。だいぶ繰り返して観ましたね。

奥浜:今回どのような経緯で出演、そして楽曲の提供を。

KenKen:『スーサイド・スクワッド』っていう映画のジャパンプレミアで監督とお会いしまして、猛烈に好きだということを伝えたらお話しいただきまして、本当に『鷹の爪』に何ができるかを考えて今回すごい作品を残せたかなと思います。

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奥浜:今回は楽曲を挿入歌として担当されていますけど、それぞれどのようなことを意識されて書かれたんですか?

KenKen:ジョーカーに関してはあの人のイメージを僕なりに作ったんですけど、バットマンは最終的にすごい戦闘シーンなんですけど、そこの曲をお願いされまして『鷹の爪』なんでどこまでカッコよく作っていいかわかんないところがあったんですけど、かっこいいところとポップなところを分けて作ってみたらちょうど映画の尺とピッタリな感じにハマりまして、映画のって大体編集されるんですけど、今回編集なしですべてのカットとリンクしまして、いろいろな落としどころがあったのかなと思います。

FROGMAN:曲の方が先にできてて映像の方があとにできてたんですよね。尺も最後の最後まで決まんなかったんですよ。KenKenから送られていた曲を絵にはめて聞いてみたら尺ピッタリだったんですよ。気持ち悪いなと思って。

KenKen:合せてくれたのかなと思って。

FROGMAN:いやいやいや。切り張りしてくださいっていわれてたんで、なんかKenKenそういう魔力を持っているのかと。見た目もね持っていそうな。

KenKen:そうですね(笑)。

奥浜:そういうミラクルも。

KenKen:いい作品の証拠だと思います。

奥浜:ぜひ挿入歌も楽しみにしていてください。そしてDOTAMAさん本業はラッパーでいらっしゃいますが、声優ということで初めてではないんですよね?

DOTAMA:そうですね。僕は噂の麹町にある一畳のレコーディングスタジオは行き慣れていて、あまり違和感はないんですが、以前からFROGMANさんにはお世話になっていまして、今回こんな豪華な出演陣の皆さんに混ぜていただいて、本当に声優としてはど素人なんですが、『鷹の爪』の劇場版に出演させていただいて本当にうれしいです。本当に感謝しております。

奥浜:ご自身の声を映画になって聞いていかがでしたか?

DOTAMA:変な奴だなって自分で、皆んなそうですけど山田さんとかヒーローはみんな声がかっこいいから、僕だけ「ミサイル、打てませーーん!」みたいな素っ頓狂な奴になってて。はい。

奥浜:本業ラッパーっていうことなんですよね。

DOTAMA:じゃあせっかくなんでここでちょっとラップをさせていただいてよろしいですか?

(会場拍手)

(ラップ)clap hands everybody! clap hands checkしな 鷹の爪 マイク持たなきゃただのうつけ そんなわけねえぜバカを言え MC DOTAMAやってきたぜ コラボDCヒーローズ 俺は流ちょうに韻を踏む マイク持って打つ心臓部 映画は公開キックオフ 予算少な目 でも感動産むだけの作品生み出したぜ checkしな 鷹の爪 MC DOTAMAがお届けーぃ!

ありがとうございます。

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(会場拍手)

奥浜:やっぱりマイクを持つと若干声質変わりますね。

DOTAMA:よく言われます(笑)。

奥浜:ありがとうございました。そして監督にお聞きしたいんですけど『鷹の爪』ではすべて声をご自身でやっていると思うんですが、今回ここにいらっしゃる以外にもたくさん参加されていると思いますが、今回その件に関してはいかがですか?

FROGMAN:そうですね。僕も声優として10数年やってきているんですけど、プロの方を交えてやるとそのたびに圧倒されるというか、特に今回の場合はDCスーパーヒーローズという世界的なコンテンツ、しかもたくさんのキャラクターが出演するということで、これはいわゆる日本のDCヒーローズじゃないですけど、日本のすごい人を集めてそれにぶち当てるしかないなと、僕の中では日米決戦ですよね。日本のすごい奴らを集めてアメリカのすごいコンテンツを打倒してやれっていう勢いで、今回は集まっていただいて。最高のピッタリのキャスティングとアートということになったんではないかと思います。

奥浜:また海外とのコラボの話が来たらどうしますか?

FROGMAN:いくらでもやりますよ。やりますけど、次はもう少し予算乗っけてくれよって感じですよね。

奥浜:今回はかなり宣伝費を使ってこのような会見を開かせていただいておりますが、次は予算多めでお願いしたいと思います。ここでメディアの皆さんから質問を受けさせていただきたいと思います。挙手をいただきたいと思います。