奥浜:ありがとうございます。そして山田さん。監督からは大変な自信作と伺っていますけど、山田さんは作品をご覧になっていかがでしょうか?
山田:面白かったです。
奥浜:そもそも絵もない状態で声をつけたと聞いたんですが。
山田:一畳くらいですか、あの部屋?
FROGMAN:そうですね。
山田:一畳くらいの部屋で監督と2人で紙を持って文字だけでやっていく感じでしたね。まあでも何とかなってましたよ。
奥浜:バットマン役でご自身も大変好きなキャラクターだと思うんですけど、今回オファーが来た時どのような心境でしたか?
山田:普通にうれしかったです。『鷹の爪』に参加できることもうれしかった。演ってみたら、バットマンは基本的に同じテンションなのでそこだけだと面白くないんです、やってる側は。でも中には遊べる箇所があって、そことかをやってて楽しかったです。僕的にはそれが見どころかなと思います。
奥浜:『鷹の爪』ならではの遊び心だと思うんですけど、バットマンをやる上で改めて何か作品を観返すとか、役作りはされたんですか?
山田:特に…。とにかく声を落として、ガサガサさせるだけです。
奥浜:そして知英さん。今回の映画収録の時どのようなご苦労だとか、印象に残っている点などあれば教えていただけますか。
知英:声優としてやるのは二回目なんですけど、セリフが多いのは初めてだったので不安も正直あったんですけど、一畳の部屋でやったんですけど、監督が横にいて何度も付き合ってくださったからすごく楽しく収録できました。
奥浜:その一畳の部屋っていうのは何人かで収録されていたわけではないんですね。お一人ずつ入って監督が横についてっていう感じなんですね。
知英:広いところでもやったんですよね。二回くらいやったんですけど。
奥浜:皆さんすごいですよね。まず広い狭いそこから入っていくっていうね。作品がどうやって作られるかわかるというね。知英さん映画をご覧になっていかがでしたか?
知英:普通に面白かったですね。自分の声も出ているんですけど『鷹の爪』の特徴がある面白さと本作のテーマが“予算”であるんですけど、途中でCMが出てきたり、さりげなくコラボが入っていたりして面白かったです。
奥浜:その『鷹の爪』らしい笑いが知英さんにも理解していただいて、監督うれしかったですよね?
FROGMAN:はい。
知英:すごく笑いましたよ。「ぎゃははは(笑)」って。
奥浜:そして『鷹の爪』初参戦のオカダさん。役作りとかで今回苦労された点はありますか?
オカダ:オカダ・カズチカでいるために、オカダ・カズチカのインタビューシーンをたくさん観て勉強したんですけど……本人だったので意味なかったですけど(笑)。皆さん狭い狭い言ってますけど、僕みたいな大きな男が監督と2人で入ったので、余計狭かったんじゃないかと思います。
奥浜:ご本人役でしたもんね。
オカダ:何も問題なくいつも通りな感じでやらせていただきました。
奥浜:今回オファーが来た時、どのような心境でしたか?
オカダ:僕もバットマンなのかなと思ったんですけど、本人役で安心しましたね。
奥浜:バットマンをやってやろうと思わなかったですか?
オカダ:いえいえ僕はプロレスラーですから。プロレスラーで十分です(笑)。