ファン:グラシアス。
SHEILA:私も久しぶりにファンに会います。
阪本:本当にすごい方で、偶然、今日、日本にいらっしゃったんですよ。
SHEILA:そんな方をお迎えできるなんてね。
阪本:どう思うんですかね。(会場を見渡して)自分とゲバラの区別がついていないこの方々を(笑)。
ファン:そうとう驚いています。こんな風な予想は全くしていませんでした。
SHEILA:私もびっくりしました。
阪本:以上です。
SHEILA:監督、ありがとうございました。オダギリさんからそんな監督からお話を聞きましたけど、フレディのオファーが来た時、すぐにでも受けたいという気持ちがあったということでしたけど、やはりフレディ前村を演じてみると難しさだったり、逆に楽しみだったりですとかどういった感じなんでしょうか?
オダギリ:ここでこういう質問なのは分かっていたのに挨拶で喋っちゃいましたね…。
SHEILA:大丈夫ですよ。聞きたいことはいっぱいありますから。
オダギリ:とにかく日系とは言え外国人ですからね。そういう方を演じることが人生であるとは思っていなかったので、自分の中で失敗と思うような結果にしたくなかったので、とにかくせっかくのこういう機会を、機会というか僕にとっては革命みたいな、今の日本映画でこういう映画を作るのは革命だと感じていたので、戦い抜こうという気持ちが強かったと思いますね。
SHEILA:実際スペイン語で全編話されているんですが、大変な苦労があったんではないでしょうか?
オダギリ:そうですね。色々な準備をしなくてはならなかったので、普通の役とは違うアプローチをずいぶん時間をかけてやりましたね。