【全起こし】瑛太、K-1チャンピオンの武尊に嫉妬!?「才能の塊。映画の新人賞も獲ると思う」 映画『リングサイド・ストーリー』完成披露上映会 全文掲載

関根:多種多様な皆さんでね。プロレス界、K-1界からね。すごいですね。

八雲:こういうメンバーでっていうのはね。

関根:こういうメンバーはなかなかないですね。いろいろお話しを聞いていきましょう。

八雲: 10月14日から東京・新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国で公開となります。そして今日お客様にいち早くご覧いただくっていうことなんですけど、佐藤さんにとって本作は4年ぶりの主演ということで。お話を最初に聞いた時はどうでしたか?

佐藤:すごく面白そうな企画で、脚本も素晴らしくて、すぐに(出演を)決めました。

関根:武監督がオファーしたんですか?

武:そうなんですよ。年末ちょっと忘年会で会ったっていうのがあったんですけど。

佐藤:たまたまお会いして。最初、「百円の監督です」と紹介されて、いやいや、そんなに安くないでしょ! って(笑)。

武:そして、このシナリオ書いてる時に「年末、誰かに会ったな」と思って、それでオファーさせていただきました。

関根:そして瑛太さん。売れない俳優、典型的なダメ男を演じてみていかがでしたか? 自分と真逆ですもんね。

瑛太:演じている時はダメな男だと思っていなかったんですよね。でもやっぱりこういう宣伝とかなるとダメ男ってついているんですよね。

佐藤:ヒモって書いてあったんじゃない?

瑛太:ヒモはダメ男になるんですかね。やっぱダメですかね。大胆で、ピュアで、役作りを怠らない男だと思っていましたね。

関根:なるほど。世間とのギャップで、ただダメ男って言われているだけで本人は一生懸命生きているんですよね。

瑛太:そう思って演じましたね。

関根:そういう意味ではピッタリの演技プランですよね。

武:若干昔を思い出しながらやってくれていたところがあったみたいで、それはすごい活きたんじゃないでしょうか。

八雲:昔を思い出した?

瑛太:俳優仲間とかと居酒屋とかで俳優論をグダグダ語ったりとか、そういう時期もありましたね。

関根:我々のイメージとは違うんですけど、世間で言えばダメ男って役をのびのびと演じられて素晴らしかったですね。

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