【全起こし】岡田准一が腹痛の演技「絶対伝わらないと思って、伝わって嬉しい!」 映画『関ヶ原』大ヒット記念イベント全文掲載!

MC:こうであったからこそ、また映画で観ることが出来るかもしれないですね。監督はどう思いますか?三成が勝っていたら。

原田:日本人のものの考え方がものすごい合理的になっていたでしょうね。理に適うっていうことを第一に考えていた人なので、家康の腹芸っていうのは日本人の中から消えていたでしょうし、鎖国もそんなにやらなかっただろうし、もっと早く開国していた感じはありますよね。もちろん明治維新の形も変わってくるし。非常に興味はありますよね、三成がもし勝っていたらという。

MC:それではお時間になってしまいましたので最後に岡田さんにご挨拶いただけたらと思います。

岡田:本日はありがとうございます。こういう本格時代劇を作るというのは、本当にすごい意義のあることだなと思っています。こういう作品がどんどん作られていくようにたくさんの方に観ていただけたら嬉しいと思いますし、こういう時代劇は日本の文化だと思いますのでまた足を運んでいただいて、これが良かった、あれが良かった、ここが好きだった、こうじゃないか。色々語れるのが歴史だと思いますし、映画もそうだと思います。いろいろ語ってください。ということで、ありがとうございます。

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『関ヶ原』
8月26日(土) 全国ロードショー
監督・脚本:原田眞人 原作:司馬遼太郎「関ケ原」(新潮文庫刊) 製作:「関ヶ原」製作委員会
出演:岡田准一 有村架純 平岳大 東出昌大 役所広司 
配給:東宝 アスミック・エース 

STORY 関ヶ原の戦い――それは、戦乱の世に終止符を打ち、後の日本のありようを決定づけた。秀吉亡き後、豊臣家への忠義から立ちあがる石田三成(岡田准一)と、天下取りの野望を抱く徳川家康(役所広司)。両雄はいかにして世紀の合戦に向かうのか? そして、命を懸けて三成を守る忍び・初芽(有村架純)との、密やかな“愛”の行方は……。権謀渦巻く中、“純粋すぎる武将”三成を中心に、忠誠を誓う島左近、両軍の間で揺れる小早川秀秋など武将たち、彼らを取り巻く女たちの“未来に向けた”戦いが、今、幕を開ける!!

©2017「関ヶ原」製作委員会