【全起こし】吉高由里子が松山ケンイチのお尻を語る「一番、狂気的なお尻、見たこともない凶暴さだった」 映画『ユリゴコロ』レッドカーペット&完成披露試写会 全文掲載!

MC:続きまして清野さん演じる千絵の元同僚、細谷を演じました木村多江さんお願いします。

木村:皆様、この暑い中お集まりいただきありがとうございます。日に焼けちゃいますよね? でも日に焼けても観てよかったなと思える作品になっております。原作もとっても素晴らしくて、原作を読むとその後、映画でがっかりするパターンあるじゃないですか? でも絶対大丈夫です。良い映画になっています。最後まで楽しんでいってください。

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MC:そして美紗子と運命的な出会いをする洋介を演じた松山ケンイチさんお願いします。

松山:皆さん、おはようございます。松山です。今日はどうもありがとうございます。僕も同じ感想なんですけども、自分が読んだ台本よりも色々なものが突き刺さってくる映画だったなと思います。日本映画の丸い感じっていうのがないというか。それだけナイフのような映画になっているというか。なので、観る方もちょっと覚悟がいる作品になったんじゃないかと思います。でも、それだけ強いものを、観るお客さんに与える作品になっていると思いますし、残る作品になったと思います。

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MC:続いてそのエッジのある作品の監督をされました、熊澤尚人監督お願いいたします。

熊澤:監督の熊澤です。今日は30度近くまで上がるみたいですが、暑い中ありがとうございます。5日前にやっと出来上がりました。できたてです。本当に面白い原作でなんですが、非常に映像化が難しい原作で、ここにいる素晴らしい俳優陣の力で何とか映像化が出来ました。そして原作の後半の内容が変わっていますので、原作を読まれている方も楽しめると思います。楽しんでご覧ください。よろしくお願いします。

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MC:吉高さんと松山さんは共演シーンも多かったと思いますけど、改めて完成した映画をご覧になって思い返すことなど、お二人の共演シーンでありましたか?

吉高:ずっと大変だったんですよ。不安なところとかもいっぱいあったんですけど、出来上がったのを観てね?

松山:そうですね。あの大変な撮影が水の泡になっているような作品になっていたら、こういう取材の場でもご飯食べに行った話とか、パチンコ行った話とかしかしないって言ってたんですよ。でもそんな話が一切出ないくらいこの作品に打ちのめされたというか。

吉高:監督、ありがとうございます。

熊澤:いやいや、こちらこそ(笑)。パチンコの話をしても大丈夫ですよ(笑)。

松山:しちゃ失礼だなって思いました。

吉高:頭が上がらない感じです。

MC:これから皆さんにどんどん広がって内容についてもお話しできることが来る日が待ち遠しく感じております。今回、松坂さんもかなりチャレンジングな役だと思いますが演じてみていかがですか?

松坂:結構濃厚な一日一日を過ごさせていただいたなというか、あっという間で撮影自体はギュッとした感じだったんですけど、ギュッとしたものがずっと頭に残るくらい、とっても印象的な日々だったんで、参加できたことを本当によかったなって思いますね。