【全起こし】窪田正孝に顔をなめられた超特急・小笠原海「嫌じゃなかったですよ」と告白!映画『東京喰種 トーキョーグール』公開記念 舞台挨拶 全文掲載!

窪田正孝、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋ら豪華キャストが揃った話題作『東京喰種トーキョーグール』。本作の公開を記念した舞台挨拶が、8月2日、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行なわれ、カネキの唯一の親友・ヒデ(永近英良)役を演じた小笠原海(超特急)が登壇。映画出演が決まる前から「東京喰種」の大ファンである小笠原が、観客からの質問に応えながら、東京喰種“愛”を語りつくした。ここではイベントの模様を全文掲載でお届けする。

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MC:本日は映画『東京喰種トーキョーグール』公開記念舞台挨拶にお越しくださいまして誠にありがとうございます。皆さん、映画を観終わったということでいかがでしたでしょうか。今日はせっかくなのでゲストの方に直接お客様から質問を受け付けるコーナーを設けたいと思っております。こちらは映画に関する質問のみにさせていただきますが、ぜひ元気よく挙手していただけたらと思います。それでは大変お待たせいたしました。本日のゲストにご登壇いただきましょう。永近英良役、小笠原海さんです。

MC:では、まずみなさんに一言お願いします。

小笠原:永近英良役、小笠原海です。みなさん上映後ということで、今日は話させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

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MC:公開から5日たちましたけど、周りの方からの反響はありましたか?

小笠原:そうですね、友人からも観たよって連絡があったりして、原作が好きな友人なんですけど、原作の世界観のまま期待して観に行って、その期待を裏切らないで、すごい面白かったって言ってもらえたので、それはすごい嬉しかったですね。

MC:すごい英のシーン評判が良くて、Twitterでも泣いたとか、感動したとかよく目にするんですが。

小笠原:ありがとうございます。英が金木を思う気持ちが伝わっていてくれたらうれしいですし、(シーンのポーズをして)英のこのシーンで、その友達は一番テンション上がったって言ってて、すごい複雑な気持ちになりました(笑)

MC:あのシーンCGじゃないですよね?

小笠原:CGじゃないです。僕たちがワイヤーで吊られて本当に突っ込んでやりました。

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MC:これからお客様の質問を受けたいと思います。ではせっかくですので、ご本人に質問してみたいという方は挙手していただいて。映画の感想も一緒に言っていただいて。

質問者:英役とてもかっこよかったです。海君は子供のころから泥団子も作ったことないくらい潔癖症とお伺いしていますが、血のりをべたべたに塗るシーンがあると知ってどう思われましたか?あと血のりのシーンは何時間くらい塗っていた状態だったんでしょうか?

小笠原:そうですね、血のりは原作でもそうだったので、まあそういうことだろうなと、血のりになるんだろうなと、別にすごい嫌な気持ちとかにはならなかったですね。血のりのシーンは丸一日、朝入ってすぐ血みどろになって、夜遅くまで血みどろで、次の日も血みどろっていう感じでしたね。なので二日間血みどろでしたね。

MC:髪の毛が赤く染まっちゃったんですよね。

小笠原:そうなんですよ。髪の毛、若干オレンジがかった金髪だったんですけど、自分の毛に入ってちょっと赤く染まっちゃうっていう。毎日それじゃないですか、二日間連続で血みどろだったので(笑)

MC:ありがとうございます。泥団子を作ったことがないと驚きだったんですけども。

小笠原:泥が入るじゃないですか爪の間に(笑)、それがちょっと小さいながらも不快で(笑)

MC:役の中では土なんて全然?

小笠原:役だったら全然。泥じゃないし(会場爆笑)、大丈夫です。

MC:また是非、そのシーンを観ていただけたらと思います。ありがとうございます。

質問者:すごく心に響きました。ハンバーグを食べられてるシーンあるじゃないですか。ハンバーグの美味しさを伝えてください(会場爆笑)

MC:なんかすごい食べてましたよね。

小笠原:あのシーンが英としての最初のシーンで、何個くらい食べたのかな?永江さん。

MC:すみません。プロデューサーの名前を。

永江:5皿くらい。

小笠原:ですね。ハンバーグ5つくらい食べて、毎回焼きたて、作りたてを持ってきてくれるので、新鮮な美味しさで。ハンバーグの美味しさを伝えてくださいか(笑)。すごくジューシーで(会場爆笑)、肉汁があふれて、噛めば噛むほど肉のあぶらの甘みがすごく美味しかったです。すごく美味しかったですけど、あの後1、2カ月はハンバーグ食べてないです(会場爆笑)。いかがでしょうか。

質問者:素晴らしく、頭の中にハンバーグが浮かびました(会場爆笑)

MC:素敵な感想もいただいて。

質問者:英役おめでとうございます。錦先輩にやられているシーンがすごい衝撃的で、すごい言葉が出なくて、質問なんですけど、もし自分が金木みたいに半分人間で半分喰種だった場合、誰を信用して相談しますか?

小笠原:相談…。いやしないと思いますね。どうするのかな~…!?(会場爆笑)。友達とご飯に行けなくなりますね。だから早めに帰りますね。

MC:でも訓練すれば喰種も食べられるじゃないですか。

小笠原:そうですね(笑)。錦先輩みたいに。そんな苦痛を受けてまで…。いやーー、どうなんですかね。普通の社会人だったら、すぐだと思います。行方をくらまします。いやなのでそれは。むしろ僕は青い灰です(会場爆笑)

MC:ちょっとそれは今回映画では描かれていない次のシーンですね。次が最後の質問になります。

質問者:僕も潔癖症なんで、泥団子の気持ちはすごいわかるんですけど、顔をなめられるシーンあるじゃないですか。血のりより僕はあっちのほうが…。どうでしたか?

小笠原:あのシーンは窪田君のアドリブで、台本上では食べられそうになるって書いてあるんですけど、どういう風に来るのかなって、僕はもう目を閉じて窪田君に抱かれて、何をされるのかなって待ってる状態だったんですけど。受け身のスタンスでいたんですけど、まさか顔をなめられるとは思わなくて。びっくりはしたんですけど、そういうアプローチの仕方で来るんだなってびっくりしたし、出来上がった映像を観たらすごい緊迫感があって、カネキの喰種としての一面が出ていたのでいいシーンだなって思いましたね。

質問者:今後のためになりました、ありがとうございます。

小笠原:潔癖だと信じているんですけど、嫌ではなかったですよ。

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MC:ではお時間となってしまったので、ここでプレゼントボックスを用意させていただきました。小笠原さんに20枚座席表をいただく形で、その座席の方に映画のオリジナルグッズをプレゼントさせていただこうと思います。まずは金木のペーパーマスク、簡単に金木になれるみたいなマスクを小笠原さんが10枚引いてください。

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小笠原:(引いて、座席番号を読み上げていく)

MC:後ほどスタッフからお渡しいたします。ここから少し豪華になります。続きまして大きいポスター5枚ご用意させていただきました。これは当たったら喜んでいただけると(笑)

小笠原:(引いて、座席番号を読み上げていく)

会場:(盛り上がる)

小笠原:あっ喜んでる!(会場爆笑)

MC:そして最後の5名は小笠原さんとか我々スタッフが来ているTシャツとマスコミ向けのプレスをセットにしたものを。

小笠原:非売品です。

MC:絶対売らないでくださいね。

小笠原:(引いて、座席番号を読み上げていく)

MC:おめでとうございます。最後にご来場のお客様に一言お願いします。

小笠原:上映5日目ということで、『東京喰種トーキョーグール』をみなさまに観ていただいてうれしく思います。まだまだ上映続きますので、周りの方に勧めていただいて、いろいろな方に『東京喰種トーキョーグール』を観ていただいて、この作品がより広がれば良いなと思います。そして石田スイ先生の原作の『東京喰種』も読んでいただきたいなと思っていますので、みなさまこの夏は『東京喰種トーキョーグール』の世界にどっぷり漬かっていただけたらいいと思います。今日はありがとうございました。

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『東京喰種トーキョーグール』
2017年7月29日全国公開
監督:萩原健太郎 原作:石田スイ 「東京喰種 トーキョーグール」 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載 
出演:窪田正孝 清水富美加 鈴木伸之 蒼井優 大泉洋 村井國夫 小笠原海 白石隼也 相田翔子 栁俊太郎 坂東巳之助 佐々木希 浜野謙太 古畑星夏 前野朋哉 ダンカン 岩松了
主題歌:illion「BANKA」
配給:松竹

STORY  人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ/窪田正孝)は、ある日、事件に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ/清水富美加)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつも、やがてカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種にも人間と同じように、守るべき家族や大切な友人がいること、愛する気持ちや哀しみ、憎しみといった感情があることを知り、カネキは人間と喰種、二つの世界の価値観の中で葛藤する。一方、喰種を駆逐しようとする人間側の組織・CCG(Commission of Counter Ghoul)の捜査官・亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。

©2017「東京喰種」製作委員会 ©石田スイ/集英社