【全起こし】松本人志、ドキュメンタルシリーズで「芸歴のある人間を10人集めて、シニア回をやってみたい」

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Amazonは、Amazonプライム・ビデオの日本オリジナル・シリーズとして最も人気の高い、ダウンタウン松本人志によるバラエティ・シリーズ「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン2を、2017年4月26日(水)より日本のAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信を開始。これに伴い、都内某所で松本人志の合同取材が行われた。今回はその模様を全文掲載でお届けする。

本シリーズは、10人の芸人たちが賞金 1,000万を競う“密室笑わせ合いサバイバル”。参加者10名、参加費 1人100万円、制限時間 6時間、同じ部屋に集まった参加者同士が、あの手この手で「笑わせ合う」のがこのゲームの基本ルールで、笑ってしまい、レッドカードが出たら即退場となる。注目の参加者は、シーズン1に続いての参加となる宮川大輔、藤本敏史(FUJIWARA)、ジミー大西の3名と、初参戦となる日村勇紀(バナナマン)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、小峠英二(バイきんぐ)、大島美幸(森三中)、津田篤宏(ダイアン)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、斉藤慎二(ジャングルポケット)の7名となる。

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MC:それでは皆さん、よろしくお願いいたします。
松本:よろしくお願いします。
MC:では、私の方から質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。まずはですね、シーズン1での手応えと、芸人の皆さんや一般視聴者の反響など、松本さんの耳に届いていらっしゃったら教えていただけますか。
松本:そうですね、わりと評判はいいと聞いていましたけどね。ただ、ルールの改正は必要かなあとは思ってたんですよね。中盤ぐらいで一番ピークを迎えちゃうんで、後半どうしたらさらにエキサイティングにしていけるかなって。シーズン2では、ルールを改正してうまくいったかなあと思ってるんですけどね。
MC:ポイント制を導入したんですね。
松本:うん、そうですね。ボクシングじゃないですけど、アグレッシブさみたいなものもポイントにしていかないと、ある程度、自分から何も仕掛けない、笑うこともなければ、笑わすこともしないっていう人が優勝ではさすがに盛り上がりにかけるだろうというのがありましたからね。
MC:上手く作用しましたか。
松本:今回は、良かったですねえ。
MC:そこがやっぱりシーズン1との違いというか?
松本:相当大きな違いだと思いますねえ。
MC:続きまして、シーズン2の見どころを教えていただければと。
松本:そういった意味では、どんどん尻上がりに良くなっていくというか、たぶん最後の最後あたりが一番のピークに上手くもってこられたかなあとは思いますねえ。
MC:初参戦のメンバーの方たちの印象と、彼らに期待することはなんでしょうか?
松本:やっぱりこのメンツを見ると、ちょっとこっちも意識はしたんですけど、自分たちで笑い取りにいくというか、どんどん仕掛けていく…ディフェンスよりもオフェンスが得意な人間を10人上手く選べられたかなあということですね。吉本(興業)にあまり捕らわれないっていうのも、これからどんどん間口を広げていけるかなあというのがあったので、ぜひ入って欲しいなという人は何人かいて、全部可能になったので非常に良かったですね。
MC:吉本以外の方ですと、バイキングの小峠さんだったり、バナナマンの日村さんだったり、アンジャッシュの児嶋さんとかですね。
松本:児嶋は別に僕はどっちでも良かったんですけど。(記者爆笑)まあ、本人は変に「やりたい」って言うんで、泣く泣く受けたんですけど。
MC:逆にシーズン1から引き続き登場されている宮川大輔さん、藤本敏史さん、ジミー大西さんがいらっしゃいますが、いかがでしたか?
松本:そうですね(笑)、やっぱり大輔とフジモンは、まったく初めての人たちばっかりの10人だと「さあ、どうなのか」っていうところもあって、経験者2人ぐらいいてくれた方がいいし、前回も上手くムードを作ってくれたので、面白い展開が生まれやすいかなあということですよね。ジミーは、ちょっと飛び遠具というか。こんな人も一人いるかなあと。たぶん早い段階でいなくなっていくだろうな、とは思うんですけどね。(記者爆笑)

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MC:ありがとうございます(笑)。それでは、オファーがあれば第三作目をやってみたいと思われますか?
松本:あんまり言い過ぎるとアレなんですけど、シーズン2の出来が本当に良かったので、シーズン3があるとすれば、もちろんぜひやってみたいなとは思うんですけど、シーズン2を超えることが相当難しいぞというか、そこが悩ましいとこですよね。
MC:記者の皆さんから「松本さんご自身がドキュメンタルに参加されることはないんでしょうか」という質問があったんですが。
松本:いや、僕は参加したかったんですよ。したかったんですけど、なんなんでしょうね?周りが止めるんですよ(笑)。どういう意味があって止めてるのか分からないんですけどね。でもいつかは(笑)、やってみたいですし、もっと言えば、シーズン10までいけばチャンピオン大会みたいなものもね、できたら面白いと思いますし。そういう意味では僕もどっかで参加したいんですけど、そうなると確かに芸歴が僕だけ急にちょっと上がってしまうので。ジミーは…、まあ、あんなの芸歴があってないようなもんですからね。ギュッとしたら2ヶ月ぐらいになると思いますし(会場爆笑)、ある程度の芸歴の人間が10人集まってシニア回みたいなものがあれば、ぜひやってみたいですけどね。
MC:観たいですね
松本:もっと金額上げてね。
MC:ちなみにシーズン1でインタビューさせていただいた時は、ジミー大西さんとは戦いたくないとおっしゃっていたんですが、今作でもし松本さんが参加するとしたら戦いたくない相手というのはいらっしゃいましたか。
松本:確かに、ジミーあたりが…ほかに誰か…、やっぱりジミーは厳しいですねえ。ちょっと予測不可能なところもありますしねえ、なかなか彼は強敵だとは思いますけど。ただ(笑)、ジミー本人は「僕は絶対に笑わない」と「笑わすことは得意やけど、絶対誰が何をやっても笑わない」って言うんですが、めちゃくちゃゲラだったっていう。(会場爆笑)あのー(笑)、上手くハマればすぐ退場になるんではないかなとは思いますけどね。
MC:ありがとうございます。では最後の質問ですが、前作も今作も全て芸人さんが出演者として名を連ねていらっしゃいましたが、今後、タレントさんとかも含めて出演したら面白いんじゃないかという方がいたら教えてください。
松本:なくはないですよね。シーズン1、2を観てもらって理解してもらえれば、確かに芸人に限らず女優さんとか、ミュージシャンの人とか出てくるのは面白いかもしれないですね。
MC:ミュージシャンの方とかでも、Twitterとかを見ていると、「すごく面白かった」という声を見かけるので、今後は芸人さんに限らず…。
松本:そうですね、T.M.Revolutionとか。(会場爆笑)風浴びといたら笑うし。(会場爆笑)。
MC:ありがとうございました(笑)。

「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン2
2017年4月26日(水)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信
※全5話を毎週水曜日に1話ずつ配信