【全起こし】星野源に意外なあだ名?「いだてん」撮影秘話も暴露「結構きつかった」『引っ越し大名!』完成披露試写会レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます(笑)。そして、これももしかしたら無理難題かもしれません。今回、春之介は「かたつむり」というあだ名で呼ばれている役柄なんですね。そこで飯尾さんにぜひ共演者の皆さん、そして監督にあだ名をつけていただけないかと思いまして。

飯尾:有吉(有吉弘行)がスタンバってるんですか? 大丈夫ですか(笑)? 自分がやるんですか?有吉じゃなくて。星野くんと、高橋さんと、ミッチーさん、ちょっとギューっと詰めてもらっていいですか? この3人で、「国産ホワイトアスパラ」です。(会場爆笑)

飯尾:で、小澤さんはホワイトアスパラの生産者です。高畑さんは生産者の小澤さんの三女です。小学校時代、給食当番。好きな人にはうずらの卵を2個あげちゃうような(笑)。監督は、アスパラ泥棒です。自分の農業が上手くいかなくて、ついに魂を売って。正名さんは泥棒をスルーする老犬です。もしくは、その土地の現職知事落選です。どっちか選んでください(笑)。

正名:老犬で(笑)。

飯尾:老犬でいきましょうか(笑)。

MC:これでもう映画ができそうな。ありがとうございます(笑)。

星野:僕はアスパラなんですね。

飯尾:三兄弟ですから。アスパラ三兄弟。ふるさと納税人気ナンバー1の。

小澤:でも、そのうち誰かが盗まれちゃうんでしょ?

飯尾:盗まれちゃう。吠えないんですよ、老犬が。

MC:星野さん、これは現場はかなり楽しかったんじゃないですか?

星野:はい、この通りです(笑)。

MC:ありがとうございました。それでは最後に、作品を代表しまして、星野さんから一言メッセージをお願いします。

星野:はい、今日初めて日本で公開されます。なので皆さんが一番最初に観られる方々です。ぜひこれを観た後、いろいろな方に宣伝したくなるような本当におもしろい作品だと思います。ぜひ、皆さん自分の言葉で、引っ越し大名という素晴らしい作品を口コミで伝えていただければと思います。僕はこの作品で久しぶりの主演映画だったのですが、こんなに素晴らしい作品になると思っておらず、本当に嬉しいです。久しぶりなのでドキドキしているんですけど、素晴らしい皆さんに、見れば分かるでしょ? 本当に楽しい現場だったんです。皆さんに支えていただいて、こうして皆さんにお届けすることができて、本当に嬉しいです。皆さん、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。今日はありがとうございました!

『引っ越し大名!』
8月30日(金)全国公開
監督:犬童一心
原作・脚本:土橋章宏「引っ越し大名三千里」(ハルキ文庫刊)
主題歌:ユニコーン「でんでん」(作詞:川西幸一 作詞・作曲:奥田民生 Ki/oon Music)
出演:星野源 高橋一生 高畑充希 小澤征悦 濱田岳 西村まさ彦 松重豊 及川光博 富田靖子 山内圭哉 丘みどり 正名僕蔵 飯尾和樹 中村靖日 斉藤暁 岡山天音 松岡広大 和田聰宏 鳥越壮真 矢野聖人 向井理
配給:松竹

【ストーリー】 姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、人と話すのが苦手で、いつも書庫にこもりっきりで、周囲から「かたつむり」とあだ名される引きこもり侍。あるとき、藩主の松平直矩(なおのり)(及川光博)は、幕府から国替え(引っ越し)を言い渡される。行先は遠く離れた豊後(大分県)の日田。藩まるごと1万人の引っ越しという、参勤交代をはるかに上回る費用と労力が必要な一大事業。これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。国替えの減封による人減らし。無理難題とも言える大役に怖気づく春之介だったが、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)の説得もあり、嫌々引き受ける羽目になる。しかし、引っ越しの経験がない春之介は、どこから手をつけて良いか見当がつかない。そこで、前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。こうして源右衛門たち仲間の協力や於蘭の厳しい引っ越し指南に助けられて引っ越しの準備が始まった!果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うとができるのだろうか!?

ⓒ2019「引っ越し大名!」製作委員会