【全起こし】坂口健太郎、役作りは「実際にFFをプレイ」!『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』完成披露試写会レポート

MC:ありがとうございます。そして佐久間さん。ひそかにアキオに恋心を抱いているアキオの同僚でヒロインの里美という役柄ですけれども、坂口さんとの共演や撮影現場の雰囲気などはいかがでしたか?

佐久間:監督含め、丁寧に撮影を進めさせていただいて。“アキオに恋心を抱いている?”みたいな役柄ではあるんですけど、アキオを応援したいっていう気持ちを一番の軸に(して)この作品に参加させていただきました。はじめに脚本を読ませていただいたときに、これは家族のお話が一番大きな軸だと思ったので、その周りで応援する人の気持ちの役割が自分の役柄を通してできたらなと思ってやらせていただきました。

MC:坂口さんと共演されていかがでしたか?

佐久間:いかがでしたか(笑)。すごく優しくて…うーん(笑)。実質撮影は4日間で撮り終えてしまったんですけど、まあ私が一方的に観察しているっていう感じだったので、なんかそうですね(笑)。観察させてもらってました。

MC:作品を観ていただくとね、そう仰った理由が分かると思います(笑)。ありがとうございます。そして山本さん。ギクシャクしている父と息子をときにツッコみつつ、二人の関係を繋いでいくという大切な役どころだったと思います。実際に現場でも、家族を繋ぐムードメーカーだったとうかがっておりますけれども。

山本(舞):そうなんですか?本当ですか?そうやって思っていただけたなら良かったです。

MC:あまり時間が無い中、繋いでいたんですね。

山本(舞):無いです、無いです!ね?

坂口:いや、僕の妹役をやってくれて、本当に妹みたいなんですよ。どうですか?

山本(舞):でも最後、おんぶしてもらうくらい甘えられる兄みたいな感じで。あ、それ、本編に無いですよ(笑)。(カメラが)回ってないところで甘えられる兄、父、母っていう感じでしたね。

MC:本当に距離が縮まった家族みたいな感じになったんですね。坂口さん、それは山本さんの妹力というか、その賜物で家族が結びついた感じがありますか?

坂口:うん、やっぱりそれはすごくあって。家族4人のシーンを観てるとすごく優しい気持ちになるというか、お父さんはお父さんで、アキオはお父さんのことを考えていたりとか、で、そこで仕切ってくれるお母さん、ちょこちょこツッコミを入れてくれる妹。だから、すごく幸せな家族なんだなっていうのはお芝居をしていて思いましたね。

山本(舞):役作りしてません。

坂口:地だよね。

山本(舞):普通の女の子ってこんな感じなんだろうなっていう感じで。なんか(劇中で)いっぱい食べてます。っていう明るい子です。

MC:食卓のシーンも多いですしね。そういったところも是非一度観ていただきたいと思います。ありがとうございます。そして野口監督、今回、大変ハードなスケジュールの撮影だったとうかがっていますけれども。

野口:そうですね。二ヶ月前はまだ撮影してましたからね。普通、だいたい一年前とかに撮影が終わってるもんなんですけど…。映画ってこういう風にできちゃうんだなってね、良くない前例を作っちゃったなと思いますけれども。そうですね、今日、こういう場を迎えられてドキドキしています、皆さんが初めてご覧いただくお客様なので。いや怖いっすね~。はい。

MC:この前まで撮影していたということは、あんまり関係者の方も沢山が観ているわけではない、その中でお客さんに観ていただくっていう感じですか?

野口:そうですね。一番私がドキドキしているのは、プロデューサーとかが観るわけですよね、最初に。で、オールラッシュでプロデューサーが観て、「ここだけはどうしても切れ」と言われた場面がありまして、どことは言わないんですけど。全会一致でプロデューサーから「切れ」って言われて、僕大人なんで「分かりました」って言って、一秒も切ってないとこがあるんですよ(笑)。このまま完成するとこまでいきまして。で、今日そこのシーンで笑いが一つも起きなかったらマジで監督やめた方が良いと(思ってます)。もう本当に、すべてが、一人の男の人生がかかっています(笑)。

坂口:ありました?そんなところ。

吉田:どこどこ?誰が出てるところ??

佐久間:誰のシーンですか?

野口:これね~…。吉田さんのとこっすかね…。

吉田:俺のとこ?(笑)

野口:吉田さんがどうこうとかじゃなくて!あのね、僕的にはすげえ面白くって!俺なんでこの話しちゃったんだろう…。

(会場爆笑)

野口:まあそれぐらいバタバタと作ったんですけど。