【全起こし】岡田准一、ドアミラーで下半身を隠す「やると決めたからには脱ぐ!」『ザ・ファブル』完成披露試写会レポート 全文掲載

MC:なるほど。これも役柄に合わせてということでございます。さあ続いて山本さん。演じるミサキは、過去にいろいろとあり、両親のためにいくつもバイトを掛け持ちしている心優しい苦労人ということですけれども。どのように役にアプローチしましたか?

山本:なんか最近すごい“幸薄ガール”って番宣で言われてるんですけど、私、幸薄いと思って演じてなかったんで「あ、幸薄かったんだな」と思って(笑)。あ、あれです。関西弁がすごい大変でした。

MC:あ、確かにそうですよね、関西弁で。

山本:関西弁には苦労させられた。結構、現場で追加されたりとかするんですよ。それがとても…。博多弁ならいけるんですけど、ちょっと関西弁は難しかったです。

MC:現場での岡田さんの印象はいかがでしたか?

山本:岡田さんは、優しいです。

岡田:そうなんです。僕、優しいんです。

山本:あんまりすごい沢山喋ったとは思ってないですけど…。あんまり喋ってないですよね?

岡田:でもそう言われるとすごい悲しいかなっていう(笑)。でもまあね、普通に。

山本:なんかこう、静かにしてても「この人の前では間違えても大丈夫だ。全力でぶつかろう」って思える空気感っていうか、それを感じられました。

MC:逆に岡田さんはミサキをどのようにご覧になっていましたか?

岡田:監督がカットをかけないことが結構多くて。(木村文乃と)変顔をしてるシーンとかあるんすけど。本当に二人で15分くらいずーっと変顔してるシーンのところ。これから観ていただきますけど。

木村(文):監督が全然カットかけてくれなくてね。私は「この綺麗な顔を一体いつまでいじくり回せばいいんだろう」って。

山本:なかなかの痛みなんですよね。

木村(文):ごめんね!ごめんね!(笑)

江口:微笑ましく見てました。

MC:監督、カットかけずに見たというのはどのあたりを?

江口:面白すぎて、カットかけるのがもったいなかったっていう感じですね。

MC:それでは渾身の画が撮れたということでございますね。さあそして、福士さんと木村了さん。岡田さんとの対決シーンも本作の見どころの一つです。福士さん先ほど、夢が叶ったと仰っていましたけれども、それはどういう夢なんですか?

福士:それはですね、以前岡田さんと共演させていただいたときに、そのときは(岡田さんと)仲間で、僕が教官…。あ、岡田さんが教官だったんですよね。で、僕は部下だったので、仲間だったんですよ。でも、いずれまた共演するときにどんな風になりたいかなと思ったら、やっぱり戦いたいなって思って。で、今回オファーをいただいたときに、岡田さん主役で、最後にバトルもする役ですってことだったので、「うわ、ついに!俺の夢が叶ったぞ!」と思って、即決を。

(会場拍手)