【全起こし】西島秀俊「登場人物全員が“平和”のために戦っているから胸に響く」映画『空母いぶき』完成披露試写会レポート 全文掲載

MC:(笑)。片桐さん、土村さんいかがでしょうか?

片桐:僕、小倉さんの聞いてて思い出しました。やっぱり僕も日常で電車とか乗ってて、リュック背負ったまんまのやつとか、音漏れしてるやつとかに言えないっていうのはあるんですけど、それを気にしなければ良いと思うんですよ。ってことは、催眠術をかけてもらえば良いと思うんですね。僕最近催眠術をかけてもらって、「役者はすべからく催眠術にかかりやすい」って言われたんで、それを気にしない催眠術を24時間かけてもらえれば良いと思います。

小倉:あ、分かりました(笑)。

MC:今、答えが出たみたいですね、小倉さんのね(笑)。

土村:どうしましょう…。24時間ってあっという間だなと思って。でも寝たいなっていうのもあるので、そうすると…。

小倉:アイスクリームとか食べたくないですか?

土村:アイスクリーム食べたいです(笑)。あのでも、普段、インドア派なんですけど、こないだ珍しく友達と外に出かけたときに、リアル脱出ゲームとVRゲームを一日中堪能して、これまでにないアドレナリンがすごい出てくるのを感じたので、24時間それをやり続けたらどうなるのかなっていうのはちょっとやってみたいです。

山内:たぶん倒れるよ(笑)。

MC:それぞれの24時間が出てきました。続きまして、政府関係者と一般市民役を演じられました皆様にお聞きいたします。本作で描かれるのは“平和を終わらせない戦い”です。そこで、あなたが「平和だな」と感じる瞬間はどんな時でしょうか?佐藤さん、吉田さんお願いいたします。

佐藤:本当長かった…(笑)。いや、この瞬間ですよ、この瞬間。平和を感じるのは。我々が映画という作品を作って、こうやって皆さんに提供する、今日観ていただく方々に「どうぞ楽しんでいってください」と言えるその瞬間の平和さですよね。これだけはずっと維持していかなければいけない、ええ、そう思います。

MC:本当ですね。吉田さんいかがでしょうか?

吉田:そうですね、僕は、水が流れていると、水の動きがあるところがすごく落ち着くんですよね、なぜか。この時期、温かいときに海に行って、波が無くてもプカプカ浮いてるだけで心が浄化されて、ある意味平和を感じるんですけど。でも同時に、人間のエゴによって「海を汚してはいけないな」みたいなことを考える時間でもありますね。

MC:ありがとうございます。中井さん、深川さんいかがですか?

深川:私は、この前友達と炊飯器の性能について話をしていたら、気づいたら一時間半経っていたことがあって、そのときに、小学校一年生からの友達だったので、「お互い大きくなったね」っていうのと同時に「平和な時間だな」って思いました。