【全起こし】西島秀俊「登場人物全員が“平和”のために戦っているから胸に響く」映画『空母いぶき』完成披露試写会レポート 全文掲載

MC:続きまして、護衛艦いそかぜ艦長・浮船武彦役、山内圭哉さんお願いいたします。

山内:あどうもこんばんは、山内です。脚本をいただいて、非常に興味深く読ませていただきました。憲法9条改正案なんかも出ている最近ですからね、本当に興味深く読ませていただいて。撮影は想像力を普段の3倍くらい使うようにやらさせていただきまして、非常に良い経験をさせていただきました。いろんな方と複数(人)で観て、観終わった後に語らって欲しいなという映画です。最後までお楽しみください。

MC:続きまして、コンビニエンスストア店長・中野啓一役、中井貴一さんお願いいたします。

中井:中井貴一です。みんなの挨拶を聞いていて、何か良いことを言おうと思ったんですけど、思い浮かばないです。あの、みんなの紹介があまりにもかっこよくて、“艦長”とか「いいな~」と思ったら、“店長”でした(笑)。本当に面白い映画になっていると思います。でも、かわぐち先生の原作には一切出てきませんので、映画だけで楽しんでいただければ幸いです。今日はありがとうございました。

MC:続きまして、空母いぶき船務長・中根和久役、村上淳さんお願いいたします。

村上:皆さんこんばんは、村上です。もちろん、本当に素晴らしい原作ありきなのですが、若松監督のもと、今、スクリーンに映すべきことを映画人が何をやれるか、何をすべきかがきちんとフィルムに焼き付いた作品になっています。皆様、お楽しみください。ありがとうございました。

MC:続きまして、外務省アジア太洋州局局長・沢崎勇作役、吉田栄作さんお願いいたします。

吉田:こんばんは、吉田栄作です。本日はようこそおいでくださいました。来たる“令和”という時代がどういう時代になるのか、この戦争が無かった“平成”という時代をもう一度考え、感じていただけるような作品になっているんじゃないかと個人としては思っています。今回は、外務省アジア太洋州局局長として、非常事態が起きたこの国の安全と平和のために総理率いる内閣とともに奔走しております。ごゆっくりお楽しみください。

MC:続きまして、第5護衛隊群群司令・湧井継治役、藤竜也さんお願いいたします。

藤:こんばんは。現場で指揮官の一人を演じました。指揮官の責任の重さ、これはもう撮影中、ものすごいプレッシャーでした。「戦争だけはアカン!」そういう映画だと私は思いながら演じました。ありがとう。