【全起こし】松坂桃李、木村文乃との5度目の共演に「心配のない関係性」 映画『居眠り磐音』プレミアイベントレポート 全文掲載

MC:柄本さんはいかがでしたか?

柄本(佑):松坂さんとは8年ほど前にカンボジアで一ヶ月半ぐらい一緒に映画をさせていただいて、それ以来の共演になるんですけど、個人的に会ったりはなかったんですけど、カンボジアで一ヶ月半という濃密な時間を過ごしていると、どっかで仲間だと思っていたので、そこから久しぶりに会って、そんなのが作用しているのかなと思いますね。杉野氏に関して言うとですね、あ、杉野さんは(笑)、初めて会った時にとっても目がキラキラされていて、そこからとっても素直な青年という。当時22歳?

杉野:22歳です。

柄本(佑):当時22歳のフレッシュさを、素直な方なのかなと、目がキラキラですし。キラッキラなんで、良かったと思って(笑)。初対面は緊張するじゃないですか、でも会ったらとっても素直で可愛らしい、目のキラキラしたフレッシュな方で。良かったと思って(笑)。

杉野:ありがとうございます(笑)。

MC:今もキラキラされてますもんね(笑)。

杉野:はい!(目を見開いてキラキラさせる)(笑)。

MC:さあ、続いて西村さん。演じられた田沼意次ですが、物語の中でも大変重要なキャラクターですが、演じるうえで心がけたことなどありますか?

西村:私は共演者の方とほぼほぼ会話もなく、今日お会いした方もかなりの割合でいらして、ここにいるのがとても不思議な気分です。しかし、この喜びを感じ、皆様の会話を楽しく聞かせてもらっています。

MC:本木監督とは何度もご一緒されていますけども?

西村:日本を代表する素晴らしい監督と、またこうしてご一緒でき本当に嬉しく思っております。監督、ありがとうございます。

本木:ご出演、ありがとうございます(笑)。

MC:ありがとうございます。そして中村梅雀さん、いつも飄々としている金兵衛さんなんですけど、とても素敵な佇まいだったんですけど、松坂さんや木村さんとの共演のエピソードはございましたら伺えますか?

中村:二人共とっても自然体で、自分の役に集中しようと、常に何かを維持していらっしゃる、その空気感をぶっ壊さないように長屋のうるさいおっちゃんですから、アイツまた来やがったって、観ている人が少し微笑むぐらいの程度に。後は温かさ、愛情とか、心配とかは自然に伝わるように、二人の空気感を壊さないように務めさせていただきました(笑)。

MC:おこんのお父さんということで、木村さんはいかがでしたか?

木村:父ちゃんとお芝居をすると、自然とテンションが上がっていくんですよ。だからすごい楽しくなってしまって、気づけば今まで演じた中で一番ぶりっこしているなと思って(笑)。お父ちゃんが明るく賑やかにいてくださるから、そうなったんだろうなと思うと、新しい面を発掘していただいたような(笑)。

中村:これは光栄です(笑)。

木村:ありがとうございます(笑)。

MC:その話は初めてお聞きしましたか?

中村:はい。撮影の合間は料理の話とか、美味しいものはなんだとか。どこのお酒が美味しいとか、そういう話ばっかりしていたので(笑)。

MC:松坂さんは、今お話されたようなことは…。

松坂:いや、僕その会話聞いてないです(笑)。ご飯の話とか…。

木村:いいでしょ、教えてもらって行ったの(笑)。

松坂:あーーーーなるほど…(笑)。

中村:次の回でね(笑)。

松坂:あ、本当ですか!? それはやりたい(笑)。