【全起こし】高良健吾「多十郎が今の自分を作ってくれている」映画『多十郎殉愛記』完成記念プレミア上映会舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:ありがとうございました。では、永瀬さんお願いします。

永瀬:はい。「睡眠時間」です。

MC:(「自由」という永瀬の答えに対して)それ、そういう字ですか(笑)?

永瀬:これ全部ではないですけど、表現する自由だったりとか、作り手なので、作る自由とか愛する自由とか、いろいろなものを大事にする時間をたっぷりとって、と思ってます。

寺島:一人もんだろ(笑)!?いつも自由じゃねーか、コノヤロウ(笑)。

永瀬:そうですね(笑)。誰かご紹介を(笑)。よろしくお願いします(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。何かご家庭で大変なことを抱えているんでしょうか、寺島さん。

寺島:いやいや。一人者は自由だろと思って。俺は「家族」なんですけどね。ダブっちゃったからな(笑)。一人の時は自由に起きて、勝手に台本を読めたんですけど、8歳の娘と、4歳の息子と、カミさんとお袋がいたら、命を削ってでも守らなければいけないなと感じで。こう見えて、きゃしゃですけど強いんで大丈夫です、守ります。

MC:ありがとうございました(笑)。それでは、中島監督にもお願いします。

中島:えー、命が一番大事です(笑)。あたりまえのことなんですが、だからチャンバラにドラマがある。チャンバラというのは生きるか死ぬかです。なんのためにチャンバラをしているのか? そこに命を懸けているんです。何のためか?今回の映画に引っ掛けて、書いたわけではございません。むしろ、そういうつもりでチャンバラ映画を撮ったとご理解いただければと思います。