【全起こし】草彅剛「ただ朽ち果てていくんじゃなくて、再生しながら生きていきたい」映画『まく子』公開記念舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:どうもありがとうございました! では最後に、皆さんから一言ずついただければと思います。では、鶴岡監督からお願いします。

鶴岡:はい、本当に今日はありがとうございました。ぜひ、映画を気に入ってくださったら、周りの方に進めていただけると嬉しいですし、何度でも劇場に足を運んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございます。須藤さん、お願いします。

須藤:昨日、公開して、そこから観てくださる皆様の声でこの映画もまだまだ成長していくと思うので、ぜひたくさん方に『まく子』を勧めていただけたらなと思います。今日は本当にありがとうございます。

MC:ありがとうございました。では草彅さん、お願いします。

草彅:皆さん、本当に良い作品なので、観ていただけると心が温まるし、人生っていいなみたいな。誰もが感じる時間とか、老いとか、出発とか再生とか、いろいろなメッセージが込められていますので、何か心に引っかかる部分があると思いますので、ぜひとも皆さん、この映画をよろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございます。新音さん、お願いします。

新音:はい、『まく子』を観て、一人でも多く人が嬉しかったり、温かさを感じてくれたりとか、それだけで私は嬉しいので、この映画がどんどん広まって、いろいろな人が温かい気持ち観てくれたらとても嬉しいです。ぜひ皆んなで観てください。

MC:ありがとうございます。では最後に主演の山﨑光さん、お願いします。

山﨑:はい。この映画は鶴岡監督をはじめ、スタッフ共演者全員で心を込めて作り上げた作品です。なので、この幸せをまいていったコズエのことが、どれだけ皆さんに伝わったか、ぜひご家族や友人に話していただけたら嬉しいと思います。今日はありがとうございました。

MC:ありがとうございました!

『まく子』
3月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開
監督・脚本:鶴岡慧子
原作:西加奈子「まく子」(福音館書店 刊)
主題歌:高橋優「若気の至り」(ワーナーミュージックジャパン/unBORDE)
出演:山﨑光 新音 須藤理彩 草彅剛 つみきみほ 村上純(しずる) 橋本淳 小倉久寛 根岸季衣 内川蓮生
配給:日活 

【ストーリー】 ひなびた温泉街の旅館の息子で小学5年生のサトシ(山﨑光)は、自分の身体の変化に悩み、女好きの父親(草彅剛)に反感を抱いていた。ある日、美しい少女コズエ(新音)が現れる。言動がどこか不思議な同い年のコズエは、「ある星から来た」と信じがたい秘密をサトシに明かす。枯葉や紙の花を楽しそうにまくコズエが、やがてサトシや町の人々みんなにまいたものとは…。

©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)