【全起こし】高橋一生が撮影中にスーパーサイヤ人に!?『九月の恋と出会うまで』公開記念舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:かわいかったですよね。高橋さんは志織のどんなところが好きですか?

高橋:平野を尾行してくれている、川口さん演じる志織さんを、僕、高橋一生が見ている状態だったんですよ。尾行している志織さんの撮影風景を僕は見ていられたので、客観的に見ると、志織さんが声に言われるがまま、まっすぐに信じてくれて、すごくまっすぐないい人なんだなと、純粋な…と思いながら見ていました。

MC:不思議ですよね。尾行している志織を見る高橋さん。

高橋:はい。という状態でしたね、ずっと。

MC:ピュアな志織でございましたけれども。そして本作は“書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説”なんと第1位に輝いた、松尾由美先生の同名小説が原作となっております。ぜひ映画をご覧いただいた皆様なので、“もう一度観たい映画”として、皆様から次観ていただく時に注意していただくとより楽しめるんじゃないかというポイントを教えていただきたいと思います。監督、何かございますか?

山本:細かいことをいったほうがいいんでしたっけ?

MC:大丈夫です。

山本:小説は小説で皆さん読んでいただければわかるんですけど、映画のほうはちょっとお話が変わっていて。ファンタジーとかサスペンスの要素とかベースはいろいろあるんですけど、実はすごくシンプルな物語で、愛する人のために自分にできることを何でもしてあげたいって思う、そして自分と向き合って殻を破るということが実は奇跡を起こすという、些細なことなんだけど、ピュアなものというか純度が高いもの、志織は志織で愛する人のことを信じて待っているという、お互いのシンプル、ストレートなものがある、そこがきっと僕がお客さんにあたたかいものを届けられる映画ができたと思っていて、大切な人とたくさん何回も観てほしいし、また恋がしたいなと思ったりとか、そういうあったかいものが伝わる映画になったと思うので、皆さん、また宣伝していただけたらなと思っております。

MC:ストレートでシンプルなものがどれだけ大切なことかということが伝わったかと思います。監督、小道具にもすごくこだわられたと伺っておりますけれども。

山本:その話ですよね。しなきゃいけなかったんですよね(笑)。すごくこだわったというわけではないんですけど、取材とかでよく聞かれて話すのが、志織のスマホケースが押し花でラベンダーの花を使っていて、『時をかける少女』のオマージュ的なものを込めているというのと、ミッキーさんが読んでいる小説がフランス語に訳してあるんですけど、「マグカップ1杯分の奇跡」っていう、原作小説の最初の1ページ目に出てくる「この物語はマグカップ1杯分の奇跡である」という台詞があるんですけど、そこのオマージュで。ミッキーさんは実はこの物語を全部知っていると込めてあって、そんな本を読んでいるんですよーなんて、映画の中にはそんなに映ってないですけど。

MC:これはゾクッと鳥肌が…。

川口:知らなかった。

MC:川口さんはご存じなかった?

山本:あえて伝えなかったですね。

川口:携帯もあんまり注目して見てなかった…。

山本:いいですよ(笑)。大丈夫です。

MC:まさにタイムリープもののオマージュ。

川口:素敵。

MC:素敵なお話ですね。高橋さんはこういったポイントを見てほしい、2回目を観る時に楽しめるようなところは?

高橋:もし2回目を観ていただけるのであれば、タイムリープだったりとかっていうことはSF的なもの、側面みたいなものを抜きにしてみても、純粋に、監督もおっしゃっていましたけれども、人が人を想っていくという過程が自然に作られていると思うので、そこをもう一度観てもらえたら、楽しんでもらえたらなと思いますね。

MC:ありがとうございます。川口さんは?細かいところでもいいですよ。

川口:2回目は大好きな人と観に来てほしいですね。わからないですけど、今日も来てくださっているのかもしれないですけど、まっすぐな想いというのが、観ていてきれいだなぁと、いいなぁと私も思ったので、志織と平野さんの関係を、大好きな人とまた観に来ていただけたら嬉しいです。

MC:撮影が1年前からスタートして、そこからプロモーションもたくさん、お二人をテレビで見ない日はないぐらい宣伝活動もたくさんの人に届けるためにされていたと思いますが、今日のこの公開記念舞台挨拶をもって、プロモーションが一区切りになると思います。ぜひ、高橋さん、川口さん、お互いに伝えたいことがあったら、最後だから言っておきたいということがあれば。

高橋:今生の別れみたいになっちゃいますね(笑)。これを最後にって(笑)。監督も川口さんにもですけど、きっとまた仕事をやっていく以上は、誰かに呼んでいただいてお仕事をさせていただく以上は、きっとまた交差するときがあるので、ご一緒することもまたあるでしょうし、その時は全く違った役だったり、全く違った境遇だったりとか、お芝居ができたらなぁと思っていますね。あとは、プロモーションの最中に、僕、唇がぶっこわれていたんですけど、なぜか唇が荒れちゃって、この1月の頭ぐらいから。にもかかわらず、毎回毎回、川口さんが“私が好きなもの”って言って辛い物を出すんですよ。

川口:あぁー!出してましたねぇ(笑)。

高橋:その都度、唇がぶっこわれていくんですね。それがちょっとキツかったですっていうのがあります(笑)。

(会場笑い)