【全起こし】高杉真宙、歯科技工士役に「黙々とする感じは嫌いではなくて、空き時間も楽しく練習した(笑)」映画『笑顔の向こうに』舞台挨拶付き完成披露上映会レポート 全文掲載

MC:そうですよね、これから公開ですからね。多くの方にご覧頂きたいですね。安田さんと佐藤さんと監督は現地の方に行かれたという。どうでした安田さん、現地は?

安田:(行けなかった高杉に向かって)モナコはとっても楽しかったです(笑)。ごめんなさい(笑)。映画祭の空気がとてもアットホームな感じだったので、あんまり緊張することもなく、佐藤さんだったり、木村祐一さんだったり、池田鉄洋さんだったり、先輩たちが一緒に行ってくださったので、すごい安心感がありました。

MC:そうでしたか。満喫できましたか?

安田:はい(笑)。半日、観光しました(笑)。

MC:その上、受賞までしてしまうんですもんね(笑)。嬉しい限りですね。

高杉:いや、俺も舞台楽しかったよ(笑)。

安田:対抗するねえ(笑)。

MC:佐藤さんはいかがでしたか? 受賞の瞬間というのは。

佐藤:役者として映画祭に、自分の携わった作品が映画祭に出品されて、その時点で「わー」って。「モナコに行けるよ」って言われた時、「わー」って(笑)。でも実際に現地に行ってみると、日本のクルーって「獲るぞ!」という雰囲気は心の中にあっても、「私達は…私達は…」みたいな感じで。でも獲りたいとは思っていたんですけど、でも「獲れないかな…、獲れないかな…」という気持ちの中で、最後の最後に作品賞が言われるので、「やっぱりダメだったんだな」と皆んな思っていたと思うんですよ。そこで自分たちの作品が呼ばれた時に、皆んなが「わー!」って言うよりかは、「……」ってなって。「え?私達の作品!?」となって、壇上に上がって、写真を撮られて。私達も帰ってきてから、じわじわ実感した感じで。(賞を)獲るために撮ったわけではないので、一生懸命撮った結果がこの賞につながったと思うので、こういうプレゼントがあるんだなと思いました。

MC:素敵なお話ですね。監督はいかがでしたか?

榎本:はい、僕は最終日に到着して、カジノに阿部(祐二)さんと行って、阿部さんがすごい勝ちまくってるんですね。でもここで運を使い尽くすと、絶対賞とか獲れないんじゃないかと思って、阿部さんに負けて欲しかったんですけど、どんどん勝ちまくって、半分諦めたところで授賞式が始まって賞を獲って…

高杉:大丈夫ですか、その話(笑)?

榎本:両方共良かったというか(笑)。カジノも良くて、賞も獲れて。大満足です(笑)。最高でした。