【全起こし】北山宏光「キスマイの部分、ここ(顔)しかないですからね!」『トラさん~僕が猫になったワケ~』完成披露舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:平澤さんは?

平澤:共演した役者さんに、実はライブチケットをもらいまして。それで、初めて東京ドームのライブに行ったんです。私、それ、人生初めてのライブで。初めて見たので…。

MC:一応、どなたの…?

平澤:いや、ちょっと…(笑)、踊ったり歌ったり、汗だくになりながら頑張ってて、「すごい…!私、絶対できないかも」ってちょっと感動して、何でかわかんないけど、楽しいのにうるっとしちゃいました。

(会場拍手)

要:それはテイラー・スウィフトの話でしょ?

(会場爆笑)

北山:キスマイでいいでしょう!テイラーじゃないでしょう!

要:いいお話。

MC:多部さんはどうですか?

多部:え?泣いたことですか?全然泣かないんですよねぇ。

MC:泣かないですか?

多部:何かないかなぁ…。

北山:泣かないですか?

多部:すごいいい話をね、テイラー・スウィフトの話を…。

(会場爆笑)

北山:違う、違う。

要:ドームでやるぐらいだから。

北山:猫パンチだよ。キスマイね、キスマイね。ない?

多部:最近泣いたことですか?あ、家族っていいなぁって思う瞬間が最近ありまして、この映画同様。私の兄が最近、去年結婚して、初めてこの前お家に遊びに行って、すごく幸せそうで、じーんときちゃいました。家族っていいなって、この映画のように思いました。

北山:あったじゃん。すごい身近にあった。

多部:ありました。

MC:では北山さん。

北山:僕は、好きな曲がありまして、あの、「君を大好きだ」っていう曲なんですけど。

(会場爆笑)

北山:その曲を聴いた時に、やっぱりデモの段階から聴いてるんですよ。だけど自分たちの声になったのを聴いた時に「なんだ、このいい曲は」って泣きました。

MC:大きな拍手をお願いします!

(会場拍手)

北山:2月6日です!

MC:この自然なプロモーションに入っていくトーク、ありがとうございます。残念ながらお時間が迫って参りました。では、この映画で初主演を務められました北山さんに、この映画を楽しみにしている皆様に最後にメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。

北山:初主演、初映画、初猫ということでやらせていただきましたけれども、素晴らしいキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さんと、たくさんの愛情を注いで作った映画になっておりますので、ぜひとも皆さん、劇場に足を運んで、僕たちの愛情を受け取ってください。よろしくお願いします。

MC:ありがとうございました。映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』キャスト、監督の皆さんでした!ありがとうございました!

『トラさん~僕が猫になったワケ~』
2月15日(金)全国ロードショー
監督:筧昌也
原作:「トラさん」板羽皆(集英社マーガレットコミックス刊)
出演:北山宏光 多部未華子 平澤宏々路 飯豊まりえ 富山えり子 要潤 バカリズム
配給:ショウゲート

【ストーリー】 売れないマンガ家の高畑寿々男(北山宏光)は、妻・奈津子(多部未華子)がパートで稼いだお金をギャンブルに使い、お気楽な生活を送っていたが、ある日突然、交通事故であっけなく死んでしまう。そんなスズオのダメ夫っぷりに“あの世の関所”が下した判決は、「執行猶予1ヶ月、過去の愚かな人生を挽回せよ。但し、猫の姿で―」。トラ猫の姿でナツコとミユ(平澤宏々路)のもとに戻ったスズオは、「トラさん」と名付けられて高畑家で飼われることに。愛する家族のために何かしたいと思うトラさん=スズオだが、猫だから言葉さえ通じない。スズオは、家族に何ができるのか。どうやって人生を挽回するのか―。

©板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会