【全起こし】登坂広臣、中条あやみの印象は「すごく人懐こっくてどこに行っても愛される」映画『雪の華』ジャパンプレミアレポート 全文掲載

MC:とても良い感じですね。そして田辺さんに伺います。田辺さんは美雪に余命宣告をする重要な役割でしたけど、演じられてみていかがでしたか?

田辺:あやみちゃん演じる美雪が子供の頃から診ている主治医なので、実際もあやみちゃんとは3回目ぐらいなんで、小さい頃から知っているという役にはすごく入りやすかったです。

中条:10代の時からお会いしていたので。

田辺:ね、やりやすかったです。でもお医者さんとしては、辛いことを言わなければいけないので、ほぼ娘ぐらいの感覚で見ているので、やっぱり辛いけど、あんまり医者がそういう感情を出してはいけないし、でもドライに機械的に言っても良くないしというところで、葛藤しながら現実をという部分がありましたね。

MC:見てもらうと分かるんですが、本当に絵画のような風景のシーンがたくさんあります。じつは事前に皆さんにお願いしまして、撮影中の思い出をイラストにしていただきました。なんか、ざわめいてますけど大丈夫ですか(笑)。それでは皆さんの撮影中の思い出イラスト、御覧ください!

壇上者全員:田辺さんのは…(笑)? 田辺さん(笑)? 登坂さんのも似てるような(笑)。

MC:どうですか、皆さんの絵を見て。

中条:登坂さんの絵、ヒドイな(笑)。

登坂:え!?ちょっと待って(笑)。俺、まあまあ上手いと思うけど(笑)。どう見てもサンタでしょ? 見てないんですけど、サンタ村に行ったんですよ。サンタの家にも行って。クリスマスシーズンには本物のサンタさんがそこにいて、世界中から子どもたちが集まってくるという場所なんですけど、シーズンオフだったので、サンタさんはいなかったんですけど。下の2人は俺とあやみちゃんです(笑)。

MC:そして、さっきから物議を醸している中条さんのイラストですが、皆さんどう思いますか?

中条:分かりますよね? 悠輔が工房で作っていたガラスの玉です。

登坂:上手いねえ。上手い上手い。俺のもまあまあ上手いなと思ったんだけど…(笑)。

MC:高岡さんは?

高岡:監督は分かっていただけると思うんですけど、あれ? 嘘でしょ? 子供時代から、ずっと美雪が大切にしていた羊のぬいぐるみですよ。

中条:しかも美術さんがわざと監督の撮られていた前の作品の…という意味もあって(笑)。

高岡:へー!?そうなの? この人形で美雪の子役の女の子とずっと遊んでたから。大好きなお人形です。

MC:浜野さんはすごいプンプンしてますけど?

浜野:プリプリしている悠輔。

登坂:俺ですか!?

浜野:そう、悠輔。悠輔、怒らないんですよ。怒らないけど、ある時、ちょっとプリプリするんですけど、そこがすごい可愛くて、それですごい高ぶってアドリブしちゃった(笑)。

MC:田辺さんは、これは…。

田辺:これはもう、見たまんま。オーロラです(笑)。

登坂:字で書くの、ずるくないですか!?俺だって、サンタって書きますよ(笑)。

田辺:(笑)。劇中にも出てくる感動的なシーンです。自分の撮影が終わって、一週間後に違う旅番組でフィンランドに行ったら、オーロラが見られたんですよ。感動しました。

MC:やっぱり監督は絵が上手ですね。

橋本:小さすぎて良く分からないですけど(笑)。オーロラスポットです。建物があって、サークルみたいなのに立っている2人が登坂くんとあやみちゃん。周りにいるのが我々スタッフ。ここ、川なんですよ。川が凍っていて、川の上にクレーンを乗せているんですけど、作業していると、徐々に足元が濡れてくるんですよ。「濡れれば、染みてきたものが凍るから大丈夫」ってフィンランドの人が言うんですけど、皆んな慣れてないから「ヤバイんじゃないの…」と心配になって(笑)。