【全起こし】成田凌らのご飯の誘いを断り続けた門脇麦の思いとは?『チワワちゃん』公開直前パーティー レポート 全文掲載

MC:いわゆるパーティーのシーンも大変だったと話がありましたが、皆さんが撮影を通じて、ここがやっぱり大変だった、ハプニングがあったなぁと今から思い出せる裏話、もしくはもっとこれは大変だったなぁというのがあれば。寛一郎さんからいきましょうか?

寛一郎:ハプニング、ありました?

成田:わりと毎日がハプニングだったね。

寛一郎:そうだなぁ…。さっき言った、夜中に大縄跳びをしたりとか、駐車場で夜中にずっと撮っていたシーンがあったんですけど…。

MC:夜中って何時くらいですか?

寛一郎:2時とか3時とかくらいまでやっていて。あそこのシーンはもうみんなはしゃぎまくっていましたね。

門脇:常にナチュラルハイでした。クラブのシーンとかも夜のシーンが多いので、照明も暗いですし、クラブの中だからそうなんですけど、常に朝8時から夜の設定になっていたので、みんな常にナチュラルハイでしたね。

成田:昼間のシーンってあまり記憶にないよね。ハプニングって何かありました?

二宮:両替町の静岡のドン・キホーテから走るのは大変でしたね。予告で印象的に使われているあれは、あそこを封鎖するのが大変で。

成田:特に人が多いところだったりしたので。

二宮:僕が機材を持っていろんなところに隠れているから、あの辺の怖いおっさんたちに喧嘩売られたりもしたし。その度にプロデューサーに「お願いします」って(笑)。そういう攻防が裏では繰り広げられていましたね。

成田:プロデューサーはとてもこの作品に覚悟を持ってやってくれているので。

二宮:ないとできないよ(笑)。

成田:(プロデューサーが)「ここは私が…!」って何でも。こっちも大船に乗った気持ちでやっていましたね。

二宮:皆さんがはっちゃけている裏で、別の意味でいろいろはっちゃけていたので、スタッフたちは(笑)。トラブっていたというか、いろいろありました。

成田:そりゃそうですよ。

MC:門脇さん、こんなことあったなぁと思い出すことはありますか?

門脇:何でしょう…。また詩織ちゃんの話になっちゃうんですけど、この作品の現場に入る前に、何度かみんなで会ってリハーサルみたいなこともしていて。最初に初めて詩織ちゃんに会った時は髪の毛が長くてロングで、すごくおとなしい方なのかなという印象があって。リハーサルの時も会議室みたいなところでやるので、クラブの設定じゃないし、ちょっとシュールというか、みんなも空気を掴みきれないところもあって、そういう時はまだチワワだという感じではなくて。でも現場の初日に、あの衣装、黄色いTシャツを着てパッて現れた時に「チワワでーす!」って言った瞬間に、今までのおとなしかった詩織ちゃんの残像が一気に飛んで、ボルテージを上げてバンッ!ていきなり入ってきてくれたので、それが一番印象的かもしれないです。

MC:吉田さんは他のキャストの皆さんからもらった言葉やアドバイスはありましたか?

吉田:体を張るシーンがすごく多くて、その中でやっぱり門脇さんが同じ女性として気を遣ってくださって、「大丈夫?」って言ってくれる一言でもすごく私にとっては支えられていたので、それは毎日感じていました。