【全米映画ランキング】クリストファー・ノーラン監督の戦争映画『ダンケルク』が1位スタート!“女性版ハングオーバー”『ガールズ・トリップ』が2位、リュック・ベッソン新作は5位

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【全米興収ランキング 7月21-23日】

1位(新) ダンケルク
2位(新) Girls Trip※
3位(↓) スパイダーマン:ホームカミング
4位(↓) 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
5位(新) Valerian and the City of a Thousand Planets※
6位(↓) 怪盗グルーのミニオン大脱走
7位(↓) ベイビー・ドライバー
8位(↓) The Big Sick※
9位(↓) ワンダーウーマン
10位(↓) Wish Upon※
※が付いたタイトルは原題

クリストファー・ノーラン監督が初めて実話を題材にした戦争大作『ダンケルク』が首位。第二次大戦の西部戦線で、ドイツ軍に海辺の町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍兵士40万人の撤退作戦をつづる。セリフが非常に少なく、ノーラン監督作にしては短い106分の尺ながらも、戦場シーンの臨場感が圧倒的。救助を待つ兵士たちを空から援護する戦闘機パイロット役トム・ハーディの名演、陸軍兵のひとりに扮したイギリスの人気グループ、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズの映画初出演も話題だ。日本公開は9月9日。2位にはレジーナ・ホール、クイーン・ラティファ、ジェイダ・ピンケット・スミス、ティファニー・ハディッシュら黒人女優4人が主演したコメディ『ガールズ・トリップ』(原題)。久しぶりに再会した大学時代の友人の女性4人がはめを外す“女性版ハングオーバー”。下ネタも満載だ。5位はリュック・ベッソン監督がフランスのグラフィックノベルを実写映画化したSF大作『ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ』(原題)。時空移動できるエージェントの男女が、銀河の秩序を守るため、銀河間都市アルファに向かう。主演はデイン・デハーンとカーラ・デルヴィーニュ。ベッソン監督が「当時は技術的に未熟だった『フィフス・エレメント』のリベンジだ」という映像世界にも注目だ。(Box Office Mojo調べ:興行収入)

▼『ダンケルク』日本版予告編。映画は、防波堤での陸軍兵たちの1週間、彼らの救助に向かう海軍や民間船の1日、戦闘機パイロットの1時間を並行して描く。

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